トイレの窓を磨りガラスにしたらいい感じ

この度リフォームの一環として、自宅のトイレに窓ガラスを取り付けることになりました。なぜこのような流れになったのかというと、トイレに窓がなく、光が差し込まずにかなり殺風景な状態だったからです。トイレにそれほど自然な光は必要ないと考えられるかたも多いかもしれませんが、私からしてみるとトイレは人が一番落ち着ける場所だと思っていますので、できるだけ自然な太陽光が差し込むような作りであるのが理想でした。そのため、どうしてもトイレに窓を取り付けたかったのです。

トイレに窓を取り付ける場合、普通の家屋の窓とは少し条件が違ってくるのは、トイレがかなりプライベートな場所であるという点です。誰も人にトイレをしているところを見られたくないですし、逆に誰かがトイレをしているところを見たいとは思いません。それは気心知れた家族であってもそうであると言えるでしょう。そのため、トイレに取り付ける窓については外から見えないタイプの「磨りガラス」にすることとなりました。

磨りガラスとは、透明なガラスの表面に特殊な加工で磨りという曇りのような模様を入れたガラスのことですから、その磨りの濃度を高めることによって外側から誰かに見られることないにもかかわらず、外の自然な光をトイレに取り込むことが可能になります。この磨りガラスをトイレに取り付けてみたところ、かなりいい感じのトイレになりました。

日中は太陽光が柔らかく入ってきますので非常に穏やかな明るさの中でトイレができますし、夜も街灯や月の明かりが入ってくることもあり、私の家の中で一番雰囲気の良い空間になったと言えます。これだけ空間の印象を変えてしまったわけですから、磨りガラスの効果は以外とすごいですね。磨りガラスにしただけでこれだけ良い感じの空間にトイレがなってくれるのであれば、以前からトイレに窓ガラスを取り付けておき、それを磨りガラスにしておけばよかったと思います。